バリアフリー施策拡充を 障がい者ICカード発行も

公明新聞(2019年11月2日)より-

赤羽国交相に4団体が要望

障がい者団体からバリアフリー化の促進で要望を受ける赤羽国交相(左端)=1日 国交省

赤羽一嘉国土交通相(公明党)は1日、国交省でDPI日本会議、一般社団法人WheeLog、秩父手をつなぐ育成会、町田市知的障がい者育成会の障がい者4団体と会い、バリアフリー施策の推進について要望を受けた。岡本三成衆院議員、山本博司、竹谷とし子、石川博崇の各参院議員らが同席した。

席上、団体側は、車いすに乗る障がい者が自由に交通機関を利用できるよう、駅構内のバリアフリー化の促進を要望したほか、障がい者割引に対応した交通系ICカードの発行の推進を要請。小規模店舗でのバリアフリー整備基準の義務化なども求めた。

赤羽国交相は「共生社会の実現に向け重要だ。前向きに取り組む」と述べた。