25日、今月中旬の記録的大雨で土砂崩れが発生した長崎県雲仙市を訪れ、被災状況を調査するとともに中村法道知事や金沢秀三郎市長、雲仙温泉観光協会の宮崎高一会長らと意見を交わした。公明党の秋野公造、河野義博の両参院議員のほか、麻生隆、川崎祥司、宮本法広の各県議、平野利和市議が同行した。
土砂崩れで民家が全壊し、3人が亡くなった小地獄地区や、温泉街の裏山が崩れ、一部の宿泊施設の配管設備が被災した八万地獄地区を視察した。中村知事らは県内各地の被災箇所の早期復旧を要請した上で、温泉街の被災地域について「原型復旧に留まらない価値を高める再整備が必要」と強調。宮崎会長らは観光面での風評被害対策などを求めた。
赤羽国交相は「一日も早い復旧・復興、雲仙の観光地再生へ、できる限りの支援をしていきたい」と語りました。