現場を全力で走りぬく

公明新聞 2021年11月19日付より

新任党幹部に聞く~幹事長代行 赤羽一嘉

――就任の抱負を。

山口那津男代表、石井啓一幹事長と呼吸を合わせ、党勢拡大に向けて一身をなげうつ決意で闘います。先輩に教えられた「公明党は、国民にとっての『夢』であり『希望』であり続けなければならない」との言葉を胸に、衆望を担う公明党の使命を果たすため、現場の最前線を全力で走り抜いてまいります。

まずはコロナ禍で傷んだ日本の再生が重要な政治課題です。生活者、事業者への支援とともに、脱炭素社会の実現や地方創生、女性活躍の推進などコロナ後の時代を見据えた政策の実行へ党のネットワークの力を存分に発揮していきます。

――国土交通相の経験をどう生かしますか。

公明党出身の国交相として“現場第一主義”に徹し、在職2年間で112回の地方現場視察を行い、被災地の早期復旧や「流域治水プロジェクト」を策定し、今年度から総事業費15兆円に上る「防災・減災、5か年加速化対策」を開始しました。「防災・減災が主流となる社会づくり」を進め、また、コロナ禍で苦しむ各地の観光・交通事業者の声を丹念に拾い上げてきた経験を生かし、適切な対策が進むよう強力に後押ししていきます。

――党勢拡大に向けて。

来年夏には参院選を迎えます。党勢拡大には、公明党の実績や哲学をいかに自信を持って語っていけるかが重要です。議員一人一人の「現場力」「発信力」を強化し、政治決戦を勝利して揺るぎない党の基盤を築いていく決意です。