公明党の赤羽一嘉幹事長代行と伊藤たかえ参院議員は22日、神戸市役所を訪れ、ウクライナ避難民の受け入れ状況について、久元喜造市長らから説明を受けた。吉田謙治、沖久正留の両市議が同席した。
市によると現在、12世帯21人の避難民を市内で受け入れている。久元市長は、避難民からのニーズが大きい支援としてスマホなど通信手段の確保を挙げた。
また、市国際部の職員として働くウクライナ出身のルチュク・レオさんは「早く仕事をして、自分で稼いだお金で自立したいと思う人が多い」と話し、就労支援や日本語の習得支援などに対する国の手厚いサポートを求めた。
赤羽、伊藤の両氏は「現場の声を基に、機動的かつ柔軟な対応に全力を挙げる」と語った。