観光・交通事業者と意見交換 奈良市で赤羽氏
公明党観光立国推進議員懇話会の赤羽一嘉会長（幹事長代行）は19日、奈良市内で開かれた党奈良県本部（代表＝大国正博県議）の観光立国推進懇話会に出席し、県内の観光・交通関連事業者と意見交換した。
奈良県旅行・ホテル生活衛生同業組合の増田友宏理事長は「全国旅行支援など国の支援策により宿泊客が着実に回復している」との手応えを強調。その一方で、コロナ禍により債務を抱える中小事業者に対し、「今後の状況に応じて返済猶予や債務減免を柔軟に進めてほしい」と要望した。このほか各種団体からは、インバウンド（訪日外国人客）の受け入れや団体旅行への支援強化などを求める声が寄せられた。
赤羽会長は「観光は地方創生の切り札だ。いただいた声を基に支援をしていきたい」と語った。