兵庫・西宮市の国道、4車線開通へ前進
赤羽氏ら記念式典で祝辞
公明党の赤羽一嘉幹事長代行は12日、兵庫県西宮市で開催された、同市北部地域を通る名塩道路(国道176号)の生瀬トンネル(延長311メートル)完成記念式典に出席した。伊藤孝江、高橋光男の両参院議員らも出席し、テープカットや渡り初めが行われた。 名塩道路は延長10.6キロの主要幹線道路。山間部で道幅が狭く、渋滞解消や歩行者の安全確保、異常気象時の交通確保を目的に4車線化事業が進められており、約6割の区間で開通している。 現在整備が進む同市の名塩と生瀬両地区を結ぶ2.2キロ区間のうち、13日午前から約1キロにわたり生瀬トンネルを含む新ルートに交通が切り替えられた。今後、並行する現道の改良工事が行われ、2026年春に4車線として開通予定。 式典で祝辞を述べた赤羽氏は、30年余り停滞してきた4車線化事業を17年以降、自身の国土交通相時代を含め「国、県、市一体となって具体的な工事を進めてきた」と力説。引き続き地域住民の声を丁寧に聴き、「(一日も早い)開通をめざして頑張る」と述べた。