北陸新幹線、早期延伸を

与党PT、決議案巡り議論

与党PTに臨む赤羽氏(右から2人目)ら=28日 衆院第2議員会館

自民、公明両党の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)は28日、衆院第2議員会館で、ルート案などの検討が進む北陸新幹線(敦賀―新大阪間)の早期開業に向けた決議案について議論し、同PT座長の渡海紀三朗(自民党)、座長代理の赤羽一嘉(公明党)の両衆院議員に一任した。 決議案では、2025年度中の着工開始に向けて、24年内に詳細な駅位置やルートを決められるよう、沿線の自治体に対する丁寧な説明を要請した。 また、新規着工に要する経費については、25年度予算の概算要求で金額を示さない「事項要求」とすることなども明記した。