今年もまた1月17日がやってきました。
16年前の今日、たった22秒間の大震災で6000名を超える尊い生命が奪われ、40万世帯の家屋が壊れた大惨事でした。この数字の中には、私の身近な知り合いの生命も私自身のマンションも含まれており、毎年このシーズンになると私の記憶の中でフラッシュバックされる辛い季節でもあります。
また、私自身、衆議院議員に初当選した直後に遭遇した大震災であり、私にとって、政治家としてのすべての原点がここにあります。
毎年の式典で「幸せ運べるように」の少年少女の歌声を聞くたびに、原点を忘れずに、もっと前向きに、もっと元気一杯に神戸のために働こうと決意を深めています。
しかしながら、今年の式典ではちょっとした異変がありました。それは、松本防災担当大臣が、式典をドタキャンしたことです。
阪神・淡路大震災の最大の教訓・・それは、日頃からの危機管理でした。雪のため新幹線が遅れてと説明されていましたが、あまりの危機管理のなさには、ただただ呆れるばかりでした。