公明新聞(2020年1月22日)より
赤羽国交相、サポカーに試乗
車いす用タクシーも視察
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は21日、自動車事故防止のための最新技術を探るため、東京都江東区にあるトヨタ自動車の体験型施設を訪れ、「安全運転サポート車(サポカー)」などを視察した。
サポカーは衝突の危険が迫った場合に作動する自動ブレーキや、アクセルをブレーキと間違えて踏み込んだ際に急加速を抑える装置を搭載した自動車。高齢ドライバーの事故防止に役立つと期待されている。赤羽国交相はサポカーに試乗し、自動ブレーキなどを体験した。
その後、赤羽国交相は車いすのまま乗降可能なユニバーサルデザインタクシーを視察。今月から販売が開始された乗降用スロープの耐荷重を200キロから300キロに引き上げた改良車について、関係者から説明を受けるとともに、車内スペースなどを確認した。
視察後、赤羽国交相は「普及に向け、利用者の視点に立って取り組みを進めていく」と述べた。