公明新聞 2021年4月11日付
赤羽一嘉国土交通相は10日、福井県敦賀市を訪れ、北陸新幹線金沢―敦賀間の延伸工事の一環で整備が進められている敦賀駅を視察し、工事の進捗状況を調査した。太田雅孝衆院議員、西本恵一県議、地元市議らが同行した。案内した堀口知己北陸新幹線建設局長らは、同駅舎について「高さ約38メートルと北陸新幹線の中では最大規模を誇る」と説明。2024年春の延伸開業に向けて整備を進めていると述べた。赤羽国交相は「無事故の工事を徹底した上で、工期内の完成をめざす」と語った。これに先立ち、赤羽国交相は福井市内で県内13団体の観光関係者らからコロナ禍における観光業の支援などを巡って意見交換した。