24日首都・東京を流れる隅田川と荒川の治水対策の現状を確認するため、東京都荒川区、北区を相次いで視察した。公明党の岡本三成衆院議員と、大松あきら(都議選予定候補=北区)、けいの信一(同=荒川区)の両都議が同行した。一行は、荒川区西尾久3丁目を訪れ、墨田川沿いに2019年度に整備された延長340㍍高規格堤防(スーパー堤防)を視察。都と区の担当者からスーパー堤防の耐震性の高さや、同堤防を含む周辺地域に保育所や図書館などを備えていることなどを聞いた。また西川太一郎区長とも意見を交わした。続いて一行は、荒川下流域から災害対策支援船「あらかわ号」に乗船し、北区と埼玉県川口市を結ぶJR東北本線淡川橋梁周辺の堤防を船上から調査。現在、行われている、かさ上げ工事の様子などを確認した。視察後、赤羽国交相は「首都・東京の防災力をさらに高めるため、東京都との連携を強化していく」と語った。