公明党バリアフリー施策推進プロジェクトチームの石川博崇座長と杉久武事務局長(ともに参議議員)、岡本三成国土交通部会長(衆院議員)は11日、国交省で国交省に対し、障がい者への公共交通サービス改善に向けて要望した。こいそ善彦都議(都議選予定候補=町田市)と、DPI日本会議の佐藤聡事務局長、町田市知的障がい者育成会の桑江孝和会長らが同席した。石川座長らは、関東ICカード相互利用協議会が2022年度後半をめどに、交通系ICカードの利用時に障がい者割引の適用を自動的に受けられるサービスを始めると発表したことに言及し、確実な実施に向けた後押しを要請した。また、特急車両への車いす用スペース導入に向けた検討の加速化、ウェブで障がい者用の乗船船券の予約・決済の実現、精神障がい者割引の導入促進-を求めた。障がい者用ICカードに関して、桑江会長は「公明党に相談する中で、ここまで前進した。新しいサービスが使いやすいものになってほしい」と語った。赤羽国交相は、障がい者用ICカードの導入などの実現に向けて着実に取り組むよう指示しました。