衆院選兵庫2区で9回目の当選を果たした公明党の赤羽一嘉幹事長代行は6日、神戸市北区の有馬温泉街を訪れ、コロナ禍で打撃を受けた観光事業の現状や支援策を巡り、観光ホテルの経営者らと意見交換した。
経営者側はまず、赤羽氏に対し「雇用調整助成金のおかげで雇用の維持など大いに助けられた」と感謝した。その上で、10月22日から兵庫県内の飲食店・商業施設などの時短営業要請が全面解除され、「少しずつ客足が戻ってきているが、コロナ前と比べるとまだ半分くらいだ」と指摘。観光旅行需要のさらなる回復へ政府が検討している新「Go Toキャンペーン」の再開を「年明け早々にはお願いしたい」と要望した。
赤羽氏は、「現場の声を丁寧に聞きながら、感染収束を前提にウィズコロナ時代の新しい旅のスタイルを定着させ、支援策の充実に努めたい」と語った。