神戸市北区有野町唐櫃で工事が進められてきた県道神戸三田線の有馬口トンネル区間を含む全長1060㍍のバイパス道路が30日から、供用開始となった。これに先立ち開通式典が行われ、整備を後押ししてきた公明党の赤羽一嘉衆議院議員が地元の堂下豊史、徳山敏子の両市議と共に参加し、挨拶した。
交通渋滞が常態化し、さらに災害時の緊急車両の通行スペースの確保も、大きな課題となっており、地域住民からの要望を、地元の公明党市議団から届けられ、国会でも伊藤たかえ参議院議員(国土交通委員会所属)が本件を取り上げたことから、赤羽一嘉衆議院議員が、国交相在任中に「防災・減災、国土強靭化の3ヵ年緊急対策」等の予算を活用し、この度災害に強い幹線道路ネットワークの構築の形成を実現。
挨拶の中で、国、県、市、関係者による「兵庫地区渋滞対策協議会」を立ち上げ、有馬街道全線の係る整備を進めてきたことに言及。今回のバイパス整備事業の完成によって、慢性渋滞が解消され、安心安全な道路環境づくりが進むことに期待を述べた。